ショック空気圧(サグ)の調整
快適な走行のために、また十分な地上高を確保するために、リアショックの空気圧を調整してください。左サイドカバー裏側に貼付されているラベルを参照してください。このラベルには、考えられる荷重を元にした推奨圧力が表示されています。ショック空気圧の調整に加えて、必ず実際の荷重に基づくショックプリロード(サグ)の点検調整も行ってください。
調整時は次の手引きに従ってください。
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モーターサイクルは、固く平坦な地面にサイドスタンドで駐車してください。乗員と荷物が何も載っていない状態にしてください。
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ショックの空気圧は1,034kPa(150psi)を超えてはいけません。
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インディアンモーターサイクル エアゲージ(部品番号PV-48909)を使用してください。以下のページの指示に従ってください。
指定のエアポンプが使用できない場合は、最大圧力1,034kPa(150psi)のゲージと圧縮空気源を使用して下さい。代替品のゲージを使用した後は、漏れを最小化するため、素早く外して下さい。圧力点検のたびに最大34kPa(5psi)の損失が予想されます。ショック内への水分の侵入を防止するため、水分離器や空気パイプドライヤーなどのシステムによる乾燥空気源のみを使用してください。
標準ショック装備モデル
エアサスペンション調整 | ||||
積荷、および乗車人員の総重量(kg〔lb〕) | 空気圧(kPa〔psi〕) | 最大圧力:1,034kPa(150psi) | ||
トランクなし | レザートランク | 塗装仕上げトランク | ||
0 | 0 | 0 | 0 | 積荷、および乗車人員の総重量に対応する圧力を選択します。ショック空気圧の設定/点検の前に、パッセンジャーと積荷はすべて降ろしてください。空気圧は、バイクをサイドスタンドで立てた状態で設定してください。 |
68(150) | 0 | 0 | 0 | |
79(175) | 0 | 0 | 69(10) | |
91(200) | 0 | 69(10) | 159(23) | |
102(225) | 69(10) | 159(23) | 207(30) | |
113(250) | 159(23) | 207(30) | 262(38) | |
125(275) | 207(30) | 262(38) | 331(48) | |
136(300) | 262(38) | 331(48) | 414(60) | |
147(325) | 331(48) | 414(60) | 490(71) | |
159(350) | 414(60) | 490(71) | 586(85) | |
170(375) | 490(71) | 586(85) | 689(100) | |
181(400) | 586(85) | 689(100) | 841(122) | |
193(425) | 689(100) | 841(122) | 924(134) | |
204(450) | 841(122) | 924(134) | 1,000(145) | |
215(475) | 924(134) | 1,000(145) | 該当なし | |
227(500) | 1,000(145) | 該当なし | 該当なし |
ローショック装備モデル
エアサスペンション調整 | |||
積荷、および乗車人員の総重量(kg〔lb〕) | 空気圧(kPa〔psi〕) | 最大圧力:1,034kPa(150psi) | |
トランクなし | 塗装仕上げトランク | ||
0 | 0 | 0 | 積荷、および乗車人員の総重量に対応する圧力を選択します。ショック空気圧の設定/点検の前に、パッセンジャーと積荷はすべて降ろしてください。空気圧は、バイクをサイドスタンドで立てた状態で設定してください。 |
68(150) | 0 | 0 | |
79(175) | 0 | 69(10) | |
91(200) | 0 | 117(17) | |
102(225) | 69(10) | 166(24) | |
113(250) | 117(17) | 310(45) | |
125(275) | 166(24) | 448(65) | |
136(300) | 221(32) | 586(85) | |
147(325) | 276(40) | 669(97) | |
159(350) | 359(52) | 758(110) | |
170(375) | 462(67) | 820(119) | |
181(400) | 565(82) | 876(127) | |
193(425) | 676(98) | 938(136) | |
204(450) | 786(114) | 1,000(145) | |
215(475) | 896(130) | 該当なし | |
227(500) | 1,000(145) | 該当なし |
ショック空気圧調整手順
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モーターサイクルは、固く平坦な地面にサイドスタンドで駐車してください。乗員と荷物が何も載っていない状態にしてください。
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左サイドカバーを取り外してください。空気継手1からキャップを取り外してください。
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推奨リアショック空気圧を確定させてください。左サイドカバー裏側に貼付されているラベルを参照してください。
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空気継手に推奨空気圧計のホース継手をしっかりと取り付けます。空気圧計の圧力値を読み取ります。
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空気圧を下げるには、空気圧系のブリードボタンを押して下さい。希望の空気圧が得られるまで、圧力を少しずつ抜いて下さい。
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圧力を上げるには、希望の圧力になるまでハンドルを使ってポンプしてください。
CAUTIONショックの空気圧は1,034kPa(150psi)を超えてはいけません。 -
空気継手からホースを取り外し、キャップを元のとおりに取り付けて下さい。
TIP圧力点検のたびに最大34kPa(5psi)の損失が予想されます。 -
正しいプリロードを確認するため、プリロードを再点検してください。リアショックプリロード(サグ)の点検を参照してください。