ドライブベルトの張り点検
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ドライブベルトに破損や摩耗がないか点検してください。
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ベルト張りの点検や調整を行う前に、リアホイールが地面から離れていることを確認してください。
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エアバルブレンチなどを基準に使って、次の手順を実行してください。
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それぞれ90°離れた4か所でベルトのたわみを点検し、記録してください。ホイールを、モーターサイクルのベルト側から見て反時計回りに回転させてください。
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最も張りの強い(たわみの少ない)所で、リアホイールにマークを付け、基準として使用してください。
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引き続きホイールを通常の駆動方向(反時計回り)に1~2回転回し、上記の基準マーク(張りの最も強い場所)がロワーベルトガードのテンションセットウィンドウと一線にそろうようにしてください。1
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ホイールをこの位置にして、ベルトのたわみを調整してください。
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ドライブベルトの横にテープメジャーか定規を当ててください。
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ベルトテンションゲージ(専用工具PV-43532)のOリングをずらして、4.54kgのマークに合わせてください。
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ベルトテンションゲージをベルトの中央に直角に当て、ベルト面に対して90°の角度を保ってください。
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Oリングが工具本体にちょうど接触するところまでゲージを押し上げ、基準マークと照合してください。
MEASUREMENT4.54kg(10lbs)の力を加えた場合のドライブベルトのたわみ:
12mm
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ベルトに 4.54kgの力を加えた場合のたわみが規定値よりも大きい場合、ドライブベルトの調整セクションに進んで、ベルトの張りを強くしてください。たわみが規定値よりも小さい場合は、ドライブベルトの調整セクションに進んで、ベルトの張りを緩めてください。ベルトのたわみが適正な場合は、モーターサイクルを降ろしてください。