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重要

このオーナーズマニュアルには、安全な走行や保守整備の実行に不可欠の警告、指示、その他の情報が記載されています。必ず、事前に熟読し、完全に理解しておいてください。オーナーズマニュアル記載の警告と指示事項には必ず従ってください。

目次を見るには上のリンク をクリックしてください。また、Polaris.comのOwner Support(オーナーサポート)コーナーで、Owner Manual(オーナーズマニュアル)の完全版PDFファイルをダウンロードすることもできます。

ドライブベルトの張り点検

IMPORTANT
この手順を実行して、ベルトの張りとリヤホイール位置を適正なものにしてください。アライメント合わせの手順を実行する前に、張り調整を実施しなければなりません。
WARNING
ドライブベルトの張りが正しくない場合、ドライブラインの騒音やドライブベルトの損傷のもとになり、ドライブベルトの破損やモーターサイクルの制御不能の原因になることがあります。
  1. ドライブベルトに破損や摩耗がないか点検してください。

  2. ベルト張りの点検や調整を行う前に、リアホイールが地面から離れていることを確認してください。

  3. エアバルブレンチなどを基準に使って、次の手順を実行してください。

    1. それぞれ90°離れた4か所でベルトのたわみを点検し、記録してください。ホイールを、モーターサイクルのベルト側から見て反時計回りに回転させてください。

    2. 最も張りの強い(たわみの少ない)所で、リアホイールにマークを付け、基準として使用してください。

    3. 引き続きホイールを通常の駆動方向(反時計回り)に1~2回転回し、上記の基準マーク(張りの最も強い場所)がロワーベルトガードのテンションセットウィンドウと一線にそろうようにしてください。1

    4. ホイールをこの位置にして、ベルトのたわみを調整してください。

  4. ドライブベルトの横にテープメジャーか定規を当ててください。

  5. ベルトテンションゲージ(専用工具PV-43532)のOリングをずらして、4.54kgのマークに合わせてください。

  6. ベルトテンションゲージをベルトの中央に直角に当て、ベルト面に対して90°の角度を保ってください。

  7. Oリングが工具本体にちょうど接触するところまでゲージを押し上げ、基準マークと照合してください。

    MEASUREMENT

    4.54kg(10lbs)の力を加えた場合のドライブベルトのたわみ:

    12mm

  8. ベルトに 4.54kgの力を加えた場合のたわみが規定値よりも大きい場合、ドライブベルトの調整セクションに進んで、ベルトの張りを強くしてください。たわみが規定値よりも小さい場合は、ドライブベルトの調整セクションに進んで、ベルトの張りを緩めてください。ベルトのたわみが適正な場合は、モーターサイクルを降ろしてください。