エンジンオイル/オイルフィルターの交換
定期点検整備時期以降に記載されている定期整備表記載の指定時期に、エンジンオイルを交換してください。モーターサイクルの使用状況が過酷な場合、特に寒冷時に走行する場合は、指定時期よりも早めにオイル交換を実施してください。車両酷使の定義を参照してください。
オイル交換時にフィルターも交換する場合に必要なオイルの油量は、約5.7L(6.0qt)です。指示事項のすべてに注意深く従って下さい。入れすぎないでください。
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オイルとオイルフィルターは、エンジンが暖まっているときに交換してください。エンジンが冷えている場合は、エンジンを始動して5分間以上アイドリングさせてください。
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モーターサイクルは、固く平坦な地面にサイドスタンドで駐車してください。サービスリフトを使用する場合、車両はリフト中央に置いてください。
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スカベンジエリアのドレンプラグ1と、ストレージエリアのドレンプラグ2の周辺を清掃してください。両方のドレンプラグの下に、ドレンパンを置いてください。
CAUTION高温のオイルにより皮膚に熱傷を負うおそれがあります。高温のオイルを皮膚に接触させないでください。 -
ドレンプラグを取り外してください。オイルが完全に抜けきるまでそのまま待ってください。
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ドレンプラグに新品のシーリングワッシャーを組み付けてください。ドレンプラグのシール面とエンジンは、汚れがなく、バリ、打痕、ひっかき傷が無い状態でなければなりません。
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ドレンプラグを元のとおりに取り付けてください。規定トルク値で締め付けてください。
TORQUEドレンプラグ:20Nm(15ft-lbs)CAUTION高温のオイルにより皮膚に熱傷を負うおそれがあります。高温のオイルを皮膚に接触させないでください。高温の部品を取り扱う際は、革手袋を着用してください。 -
オイルフィルターの下にドレンパンを置いてください。オイルフィルターレンチを使用して、オイルフィルターを反時計回りに回し、取り外してください。
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清潔な乾いた布を使用して、エンジンのフィルターシール面を清掃してください。
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新品フィルターのOリングに、新しいエンジンオイルを薄く塗布してください。Oリングを点検して、適切にはまっている状態にしてください。
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新品のフィルターを取り付けて、フィルターのガスケットがエンジンのシール面に触れるところまで手で時計回りに回してねじ込み、さらに3/4~1回転ねじ込んでください。
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ディップスティックを引き抜いてください。この段階では、指定オイルを4.25L(4.5qt)だけ注入してください。入れすぎないでください。
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ディップスティックを確実に締め付けてください。
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モーターサイクルを正立させてエンジンを始動し、30秒間アイドリングで作動させてください。
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追加分のオイルを補充する前に、エンジンを停止してエンジンオイル量を点検してください。油面が補充(A)マークと満タン(F)マークの間にある場合は、オイルを補充しないでください。入れすぎると、エンジン性能が低下し、エアフィルターがオイルで完全に濡れてしまうおそれがあります。入れすぎた場合は、余剰分を吸い取ってください。
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オイル量が間違いなく安全作動範囲内になるように、エンジンオイル量の作業を繰り返して油量を再確認してください。
IMPORTANT補充のたびにオイル量を点検しながら0.47L(0.5qt)ずつオイルを補充し、オイル量がADDとFULLの間になるようにしてください。
IMPORTANTオイルフィルター交換時のエンジンオイル注入量は、約5.2~5.7L(5.5~6.0qt)です。フィルター交換を伴うオイル交換時の必要オイル量が、約5.7L(6.0qt)を超えることはありません。
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使用済みのオイルフィルターと廃油は適切に処分してください。
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ドレンプラグとオイルフィルターの周辺に漏れがないか点検してください。
NOTICE廃油および使用済みオイルフィルターは、お住まいの地域の規則に従って処理、再資源化してください。