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重要

このオーナーズマニュアルには、安全な走行や保守整備の実行に不可欠の警告、指示、その他の情報が記載されています。必ず、事前に熟読し、完全に理解しておいてください。オーナーズマニュアル記載の警告と指示事項には必ず従ってください。

目次を見るには上のリンク をクリックしてください。また、Polaris.comのOwner Support(オーナーサポート)コーナーで、Owner Manual(オーナーズマニュアル)の完全版PDFファイルをダウンロードすることもできます。

整備実施時の安全確保

WARNING
指定される予防措置と手順のすべてに従わない場合、重篤な傷害や死亡の原因になることがあります。常に安全のための予防措置のすべてに留意し、本書に記載されている操作手順、点検手順、メンテナンス手順のすべてに従ってください。
  • 構成部品の取り付けや調整が不良の場合、モーターサイクルが不安定になったりハンドル操作が困難になったりすることがあります。電機部品の取り付け不良が、エンジンや電気系統の故障の原因になることがあります。いずれの場合も、車両の破損や人員の重篤な傷害が生じることがあります。整備手順を適切に完了するために必要な時間、工具、および専門知識がない場合は、正規販売店に整備を依頼してください。

  • 「安全な整備」のセクションに記載された整備の安全に関する情報を確認してください。

  • 整備手順を実施する前に、手順全体について、指示事項を熟読してください。

  • 整備実施前に、必ずモーターサイクルを固く平坦な地面に置いてください。モーターサイクルをリフトアップしている場合またはサイドスタンドで立てている場合は、転倒や落下が起きないよう注意してください。詳細については、「モーターサイクルのリフトアップ」のセクションを参照してください。

  • 圧縮空気を使用する場合は、眼と顔面の保護具を着用してください。

  • 高温のエンジンと排気系部品は、身体に熱傷を引き起こすおそれがあります。また、付近にある可燃物を発火させことがあります。モーターサイクルの駐車場所は、必ず可燃物のないところ、また人が高温部品に触れる可能性のないところにしてください。

  • 冷却系のメンテナンスを行う場合は、車両の温度が下がるのを待ってから実施してください。高温のまま作業すると、皮膚に火傷を負うおそれがあります。

  • 密閉された空間では、絶対にエンジンを始動、または作動させたままにしないでください。エンジンの排気ガスは有毒であり、短時間で意識の喪失や中毒死を引き起こすおそれがあります。

  • 一部の整備手順において、クーラント、オイル、ブレーキフルードなど、有害になり得る製品を使用することがあります。必ず製品パッケージに記載されている指示事項と警告に従ってください。