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重要

このオーナーズマニュアルには、安全な走行や保守整備の実行に不可欠の警告、指示、その他の情報が記載されています。必ず、事前に熟読し、完全に理解しておいてください。オーナーズマニュアル記載の警告と指示事項には必ず従ってください。

目次を見るには上のリンク をクリックしてください。また、Polaris.comのOwner Support(オーナーサポート)コーナーで、Owner Manual(オーナーズマニュアル)の完全版PDFファイルをダウンロードすることもできます。

エンジンオイル量

このモーターサイクルはセミドライサンプ潤滑システムを採用しているため、ディップスティックで読み取るエンジンオイル量は、点検時のモーターサイクルの姿勢とエンジン温度に応じて変動します。エンジンオイル量を正しく量るには、サービスマニュアルの点検手順のすべてに厳密に従ってください。

WARNING
エンジンオイル量が不十分なままで、または劣化したオイルや汚れたオイルでエンジンを作動させると、摩耗を早め、エンジンまたはトランスミッションが焼き付いて制御不能になり、重傷事故や死亡事故の原因になるおそれがあります。エンジンオイル量は日常的に点検してください。

エンジンオイル量の点検は、必ず30秒間のアイドリング後に実施してください。オイル注入口/ディップスティックは、モーターサイクルの左側にあります。必ず指定オイルを使用してください。推奨エンジンオイルを参照してください。

  1. モーターサイクルを平らな地面に正立姿勢で置いてください。

  2. エンジンを始動し、30秒アイドリングさせてから停止します。エンジンを停止してください。

  3. ディップスティック1を引き抜き、オイルをきれいに拭き取ってください。

  4. ディップスティックをいっぱいまでねじ込んでください。

  5. ディップスティックを引き抜き、油量を目視で確認してください。

    NOTICE
    入れすぎないでください。入れすぎると、エンジン性能が低下し、エアフィルターがオイルで完全に濡れてしまうおそれがあります。入れすぎた場合は、余剰分を抜き取ってください。
  6. 指定オイルを必要分補充して、安全な作動範囲(ディップスティックの2つのマークの間)におさまるようにしてください。油量がディップスティックの安全範囲内である場合は、オイルを補充しないでください。オイルは、適切なオイル点検手順どおりに点検して油量が安全マークよりも下になっている場合にのみ補充してください。

    NOTICE
    オイルは、適切なオイル点検手順どおりに点検して油量が安全マークよりも下になっている場合にのみ補充してください。
    NOTICE
    ディップスティックの「FULL」(上限)マーク2と「ADD」(下限)マーク3の間の油量の差は、0.5 qt (0.47 l)です。

  7. ディップスティックを確実に締め付けてください。

  8. 手順3~7の作業を繰り返して、オイル量が確実に安全作動範囲内になるようにしてください。